さきえるとまちるだ。

美容に燃えるダイエットブログ(大嘘)

『ブラッドハーレーの馬車』沙村広明

こんばんは。さきえるです。

昨日からパート再開!!!

1日!4時間!!!週末のみ!

 

 

 

 

 

 

ところでブラッドハーレーの馬車って漫画知ってる?

胸糞悪い漫画スレで見つけて読んでみたら鬱展開だったお話をしようと思う。笑

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資産家・ブラッドハレー家の養女になることが、孤児院の少女たちの憧れだった。ブラッドハーレー聖公女歌劇団で華々しく活躍する……そんな期待に胸を膨らませた少女たちがたどり着いた先は、暗い暗い塀の中。恐ろしく壮絶な悪夢が始まる――。

 

 

 

 

 

 

資産家の養女となって華やかな暮らしを夢みてたのに行き着いた先は刑務所。囚人たちの性欲処理の捌け口(通称パスカの羊)となって絶望する少女たちのお話。もうほんと鬱展開。誰も救われない。

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1巻完結で1話ごとに少女、看守、囚人、資産家とそれぞれの目線で描かれていて読みやすい。

2話目はまた別の少女のお話。

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隣の部屋の友達と会話をしながらなんとか生きてたんだけど6日目に死亡。遺体を運び出されるときにわかるんだけど隣に部屋なんてないもちろん友達も存在しない。幻聴だったのか何だったのかわからないけどこの最後のページでぞわっとした。

 

 

 

 

 

 

 


囚人の娘がパスカの羊として連れてこられて、囚人気が狂って娘連れて逃げ出すんだけど二人とも銃殺される第4話しんどい。

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看守がパスカの羊の少女に同情して逃げさせようとしてバレて自分が銃殺される話もあります。その後の描写はないけどきっと少女は連れ戻されてまた地獄の日々なんだろうな。

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あっ。ここの話で2話目の少女に隣の部屋の友達がいなかったことが描かれてる。

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意外にもトラウマ描写は1.2話だけでそれ以降描かれてないんだよ。だからこそきっとあの少女たちと同じ目にあっているんだろう...って想像してしまう。勝手に想像が膨らんでしまうから恐ろしい。作者すごい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後はパスカの羊制度がどうなったかまで描かれてて話が綺麗にまとまってる。

絶望って美しいな。フィクションに限るけど。

あー、これでまたしばらく鬱漫画はいいですー。笑

定期的に発掘しては読みたくなるこの現象なんなんだろ。

 

おしまいっ。